前日本代表監督フィリップトルシエ。私の中ではもはやどうでもいい存在になっている彼なのですがサッカー関係の雑誌を見ると彼の人間としての本質が見え隠れする。日本代表監督時代も私は彼は人間的に好きではなかったが今もなお人間性は変わっていない。いや、むしろ悪くなっている。代表監督時代は一番よくない、と感じたのは母国フランスでは日本では言わないようなこと、例えば日本代表をぼろ糞に言ったりかなり問題発言をしたり、しかも日本はサッカーに関しては2流、3流のためか選手をマスコミをかなり馬鹿にした発言、行為を行っていた点だ。ワールドカップでも選手が自ら失点を反省し、チームをよりよく改善しようとしたのを「俺が正しいんだ」とばかりに選手の自主性をまったく認めないなどかなりの酷い態度であった。

今回コンフェデレーションカップが行われた際、フランスの新聞にはニュージーランド相手なら俺が指揮したら8点取れるとジーコに余計な敵対心を露にしたり、日本サッカーはすべてにおいて後退している、とこれまた侮辱発言。フランス戦前には日本は4−0、5−0で負けると言い放ち、また中村俊介については今の中村なら俺は選んでいた、と自己弁護を図った。

これに対し、今日読んだサッカー誌にはフランスのサッカー関係者によるトルシエ発言に対する不謹慎さを指摘するエッセイが載っていたり、ドラガンストイコビッチによる「トルシエは嫉妬心が強く、彼の発言には呆れる」という趣旨のエッセイも見受けられた。

私は覚えている。トルシエを密着取材した本でトルシエが憧れのジーコに声をかけられて電話番号を渡されたときに嬉しさのあまり「俺はジーコと友達になった」と満面の笑みで周りに自慢していたのが記載されていたことを。トルシエはもはやジーコにも平気で喧嘩を売るようになり勘違いしてしまった・・・。こんなことはフランスのプラティニですらしないことだ。

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