http://www.asahi.com/national/update/0715/035.html

とくだね、でおなじみの小倉氏。彼って立場上は何なんだろうか。元アナウンサーであるが彼の言動を見るに「知識人」になりたい、そう見られたいという意図が強く伝わってくる。それは別にかまわないのだが、ちょっといただけないのは彼が「インターネット害悪論者」だということ。ネットに関する事件が起こるたび、彼は鬼の首を取ったように「インターネットが悪い、規制が必要だ」という趣旨の発言を繰り返す。この人は何もわかっていないな、という不愉快な思いを毎回させられる。テレビ害悪論者もゲーム害悪論者もインターネット害悪論者もあまりにも発想が貧困。臭い物にはとりあえず蓋を、という対策ではいつまでたっても根本的解決にはならないのは明白。それに、今回のように1つ2つの事件に関してそれを大々的に取り上げ声高に何々が悪い!と言ってしまうのはそれこそ逆に問題。小倉氏は「知識人」ではなく世の中のおばさんに誤った知識を植え付ける「なんちゃって知識人」なのだと思う。それに、とくだねのコメンテーターもどうにかならないのだろうか。もっとましなコメントをできる人を使うべきだと思う。その点やじうまプラスにたまに出る勝谷誠彦氏は面白い。

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映画「グットウィルハンティング」はかなり面白かった。今まで見た映画で一番面白かった映画は「ユージュアル・サスペクツ」なのですがそれとはまた違ったヒューマンドラマだった。「グットウィルハンティング」の中ではアメリカの実情に触れた鋭い台詞が出てくる。詳しくは忘れたが、スラム育ちの人間を戦場へ送り、軍需産業を潤し、さらに戦争に絡んだ国は石油を高く売りつけ、さらにその石油をめぐって国内の石油会社と政府はグルになっていて一部政府は金銭を貰い・・・などということ。意図的に挿入されたこの台詞、脚本家は粋なことをするなあ〜と思った。それにしても日本人って「ショーシャンクの空に」が好きですね。「グリーンマイル」を見ればこの監督は「感動」というものを狙いすぎている、と気づくはず。外国では「ショーシャンクの空に」があまり話題にならないのは興味深い。そういえば昔「笑っていいとも」で山城しんご氏が死んだら棺おけに「ショーシャンクの空に」ともうひとつ別の映画を入れてくれ、と言うほど評価していたが日本の映画評論家なんかも「ショーシャンク」への評価が高いのだろうか。



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