8月12日裁判の記録4

2003年8月14日
午後の裁判の傍聴は1時20分と25分と30分(前者2つは判決)があったが裁判所で寝てしまい起きると午後1時35分。急いで地裁の行われている7階13号法廷へ
罪名は覚せい剤取締法違反 
被告人相田智基
遠藤裁判長
書記官石田順子
入廷したときすでに裁判は始まっていた。
被告人はすでに証言台に居て質問に答えている。裁判所の雰囲気が異常だった。異常に暗い、張り詰めている。訳は被告人と右前列右から2番目に座った女性が泣いていたからだ。被告人はほぼ号泣。答えるときも涙声でうまく言葉にならない。事件の概要は次の様な物らしい。被告人は覚せい剤常習者だった。家族からたびたびとがめられたがやめる事は無かった。見かねた被告人の父は警察に電話をした。それに気づいた被告人は「裏切られた。」と感じ家を飛び出す。近くのホテルにかみそりと安定剤と睡眠薬を持ち込み自殺を図ろうとする。彼の心には「家族にうらぎらられてもうだめだと思った。死のうと思った」という思いがよぎったらしい。しかしながら、被告人はミスをする。睡眠薬を飲みその後に手首を切る予定だったがそのまま寝込んでしまったのだ。目がさめたらそこには警察官が居て逮捕された。(私は本当に彼が死ぬ気だったとは思えない。と傍聴メモに記している)
被告人の父が証言台に。宣誓を行う。弁護人側の証人である。
父の証言の概要「私には子供が3人いるが同じように育ててきた。被告人だけ、何故こうなったのか?という気持ちだ。」傍聴席には右最前列にほかの子供2人が座っている。女性は泣いていた。姉か妹かわからぬが・・・。2人の子供は茶髪だった。茶髪は今では珍しくはないのであるが、恐らく2人は社会人ではないだろう。学生だろう。若い。
検察官の論告・求刑が行われる。概要は「被告人は1度覚せい剤で捕まっており、前回は執行猶予付きの温情ある判決だった。しかし、再び覚せい剤に手を染めるなど常習性は明らかで厳しく処罰しきちんと更生さえるべきである。よって実刑2年を求刑する。
被告人最終陳述「一度は自暴自棄になったが家族も支えてくれており再び立ち直っていきたい」

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