ロリコン裁判
2003年9月12日8月13日裁判傍聴記録
7階13号法廷 罪名 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する
法律違反、わいせつ図画販売 被告人 小武方敏夫 新件 裁判長小池勝雅 10時〜
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_06/3t2003060224.html
被告人、10時前に入廷。手錠をかけられ紐で繋がれている。中年、メガネ、中肉中背。
裁判が開始されて被告人は証言台へ。年齢を述べ、出生を述べる。昭和38年生まれ。39歳
現在無職。
検察側の起訴状朗読。
被告人は札幌市手稲区のホテル・・において15歳に5万円の報酬を持ちかけわいせつな行為をし
(セックス)、また別の日に札幌市手稲区のホテルにおいて14歳に100万円の報酬を持ちかけ
セックスに及んだ。被告人は2人との性交の際、撮っておいたビデオテープを編集し、郵送で
大量にビデオテープを販売した。
被告人は高卒後郵政省に勤めていたが今回の事件で解雇された。被告人の離婚暦は一回。
被告人は競馬にのめりこみ競馬で借金をを作り消費者金融で1000万円の借金をするようになり
、平成10年ごろにはその額は2000万円にもなっていた。離婚時には被告人の父の金銭援助もあり
借金は1000万円になっている。その当時被告人はテレクラで売春をするようになっていた。
援助交際で写真をとりネットでその写真を販売していた。次に、援助交際を繰り返し57本のビデオテープを
作成。ビデオはネットによる販売で1000人に対し1600万円以上の売上。今回の15歳、14歳の中学生
との性交の際、2度共に被告人は報酬を支払わずに逃走している。被告人は2人以外にも多数の売春を
行っていた。被害者女性の母親は「被告人を厳しく処罰してほしい」と述べている。また、被告人はこの事件で日本郵政公社を懲戒解雇となっている。
弁護人の情状立証
被告人の父が証言台に立つ。
父は宣誓書を朗読。父は74歳年金生活者。
弁護人「息子さんの事件は新聞やテレビのニュースでしったんですね」
父「そうです。知ったときは、ただ、びっくりしました。」
弁護人「息子さんとの交流は」
父「息子とは5、6かっげつに一回母が会いにきていた。(敏夫は独り暮らし)息子は高卒後郵便局に入っていた。他にも息子はいるが皆国家公務員。(以下弁護人の質問を省略)息子の競馬の借金はまったく知らなかった。息子の嫁は一度一緒に温泉に行ったときてんかんの発作があるのを知った。そのとき初めて嫁の発作を知った。息子の嫁から借金があるとかで生活ができない、と求められて1000万円を貸した。そのときも競馬は知らなかった。今現在息子のアパートは解約し、息子向けの郵便は私(父)のところに行くように転送手続きをしてある。サラ金の請求書が今でもくる。息子と面会したのは3回。息子から手紙が月に2〜3回くる。内容は「罪のことを許してくれという内容」息子は郵便局で勤続20年の表彰を受けまじめに働いていた。社会復帰後は私が(父)一緒に住みたいが、地方は仕事がなく息子は札幌に住みたいと言っている。」
被告人証言(検察の質問に答える形で。検察の質問は省略)「仕事は大変まじめにやっていました。勤続20年の表彰も受けた。競馬の借金は札幌に転勤になってからはまった。ビギナーズラックで大当たりした。数千円が数十万円になった。それではまった。酒もタバコもやりません。妻はてんかんの発作を持っていた。妻が強い薬を飲んでいて、子供をつくるのを医者から止められていた。被害児童とは出会いサイトで知り合った。メールで何度かやり取りをした。裏ビデオを販売していて1000人以上の顧客がいた。学校の先生などもいた。ネットでの取引で大体相場は一本1万円。特定の顧客が何度も買っていた。事件が顧客から発覚したのは知っている。新聞やテレビで報道されたのも知っている。逮捕時に郵政省を懲戒免職になった。被害者に対しては何らかの償いをしたいと思う。ビデオは若い方が売れるから、若い子がほとんど。買春は児童が半分。ビデオを売り始めてからも競馬には行っていた。セックス後(ビデオ撮影後)金を払わずに逃げたのは20%位。販売目的というと女性は拒否するので個人観賞用だといって撮影した。ビデオは手っ取り早く借金を返せると思ったため。1600万円以上は売った。捕まると少女売春で厳しく罰せられるのは知っていた。」
検察「借金は自分のせいであり、ビデオは自分で見るためだと騙し、自分の性欲をただ満たすためのものであり、インターネットでは偽名を名乗りビデオ販売は計画的で1600巻以上販売している。国家公務員で、国民の模範となるべき立場にありながらこのような事件を起こしたことは許されるものではない。被告人には実刑を求める。懲役3年に処するのは妥当だ。」
弁護人情状酌量「被告人は確かに中学生2人とセックスをしたが、被告人は借金を抱えていた。被告人は捜査段階から素直に認め反省しており、懲戒免職を受けた上新聞他メディアで実名報道されている。社会的制裁は十分に受けている。反省をしているため、再犯の可能性は極めて少ない。執行猶予を求める。最後に言いたいのは大人の側の問題もあるが児童の無防備な問題も指摘せざるを得ない」
8月13日裁判はこれで終わっている。後日新聞に判決が載っていた。8月27日に札幌地裁で判決があり、小池勝雅裁判官は「少女に著しい悪影響を与え公務員の社会的信用も失墜させた」として求刑3年に対し懲役1年10ヶ月を言い渡した。
・・・・・・・・・
姉貴の件で動きがありました。母親がパートに行っているのですがその先での知り合いに元警察のそれなりのお偉いさんが居て、アドバイスをしてくれたようです。彼によれば勤務先に電話するのはよくないとのこと。もしも奴が退職したりして、民事裁判を起こされるとこっちが不利になるということでやはり警察を利用すべきとのこと。何かあったら元警察のおじさんが警察に強く言ってくれるそうなので心強い味方ができたようだ。いつも奴は姉の勤務先に帰りに迎えに来たり、地下鉄の乗り継ぎで待っていたりするようなので、今日は私が姉貴を車で迎えに行った。帰りに姉貴に教えてもらって奴が借りているアパートの前を通り奴が来ているか確認。奴は金曜の夜車を飛ばしてアパートまで来るそうなので。で、実際いってみるとやつの車があった。奴の車のナンバーを控えて帰宅した。奴はどうも結婚を考えているらしい。「両親に理解してもらえるまで、認めてもらえるまで俺はあきらめない。」とかつて言っていたそうで「完全にいっちゃっている」状態。今後どうなるか判らないが揉め事もなく別れればいい。
7階13号法廷 罪名 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する
法律違反、わいせつ図画販売 被告人 小武方敏夫 新件 裁判長小池勝雅 10時〜
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_06/3t2003060224.html
被告人、10時前に入廷。手錠をかけられ紐で繋がれている。中年、メガネ、中肉中背。
裁判が開始されて被告人は証言台へ。年齢を述べ、出生を述べる。昭和38年生まれ。39歳
現在無職。
検察側の起訴状朗読。
被告人は札幌市手稲区のホテル・・において15歳に5万円の報酬を持ちかけわいせつな行為をし
(セックス)、また別の日に札幌市手稲区のホテルにおいて14歳に100万円の報酬を持ちかけ
セックスに及んだ。被告人は2人との性交の際、撮っておいたビデオテープを編集し、郵送で
大量にビデオテープを販売した。
被告人は高卒後郵政省に勤めていたが今回の事件で解雇された。被告人の離婚暦は一回。
被告人は競馬にのめりこみ競馬で借金をを作り消費者金融で1000万円の借金をするようになり
、平成10年ごろにはその額は2000万円にもなっていた。離婚時には被告人の父の金銭援助もあり
借金は1000万円になっている。その当時被告人はテレクラで売春をするようになっていた。
援助交際で写真をとりネットでその写真を販売していた。次に、援助交際を繰り返し57本のビデオテープを
作成。ビデオはネットによる販売で1000人に対し1600万円以上の売上。今回の15歳、14歳の中学生
との性交の際、2度共に被告人は報酬を支払わずに逃走している。被告人は2人以外にも多数の売春を
行っていた。被害者女性の母親は「被告人を厳しく処罰してほしい」と述べている。また、被告人はこの事件で日本郵政公社を懲戒解雇となっている。
弁護人の情状立証
被告人の父が証言台に立つ。
父は宣誓書を朗読。父は74歳年金生活者。
弁護人「息子さんの事件は新聞やテレビのニュースでしったんですね」
父「そうです。知ったときは、ただ、びっくりしました。」
弁護人「息子さんとの交流は」
父「息子とは5、6かっげつに一回母が会いにきていた。(敏夫は独り暮らし)息子は高卒後郵便局に入っていた。他にも息子はいるが皆国家公務員。(以下弁護人の質問を省略)息子の競馬の借金はまったく知らなかった。息子の嫁は一度一緒に温泉に行ったときてんかんの発作があるのを知った。そのとき初めて嫁の発作を知った。息子の嫁から借金があるとかで生活ができない、と求められて1000万円を貸した。そのときも競馬は知らなかった。今現在息子のアパートは解約し、息子向けの郵便は私(父)のところに行くように転送手続きをしてある。サラ金の請求書が今でもくる。息子と面会したのは3回。息子から手紙が月に2〜3回くる。内容は「罪のことを許してくれという内容」息子は郵便局で勤続20年の表彰を受けまじめに働いていた。社会復帰後は私が(父)一緒に住みたいが、地方は仕事がなく息子は札幌に住みたいと言っている。」
被告人証言(検察の質問に答える形で。検察の質問は省略)「仕事は大変まじめにやっていました。勤続20年の表彰も受けた。競馬の借金は札幌に転勤になってからはまった。ビギナーズラックで大当たりした。数千円が数十万円になった。それではまった。酒もタバコもやりません。妻はてんかんの発作を持っていた。妻が強い薬を飲んでいて、子供をつくるのを医者から止められていた。被害児童とは出会いサイトで知り合った。メールで何度かやり取りをした。裏ビデオを販売していて1000人以上の顧客がいた。学校の先生などもいた。ネットでの取引で大体相場は一本1万円。特定の顧客が何度も買っていた。事件が顧客から発覚したのは知っている。新聞やテレビで報道されたのも知っている。逮捕時に郵政省を懲戒免職になった。被害者に対しては何らかの償いをしたいと思う。ビデオは若い方が売れるから、若い子がほとんど。買春は児童が半分。ビデオを売り始めてからも競馬には行っていた。セックス後(ビデオ撮影後)金を払わずに逃げたのは20%位。販売目的というと女性は拒否するので個人観賞用だといって撮影した。ビデオは手っ取り早く借金を返せると思ったため。1600万円以上は売った。捕まると少女売春で厳しく罰せられるのは知っていた。」
検察「借金は自分のせいであり、ビデオは自分で見るためだと騙し、自分の性欲をただ満たすためのものであり、インターネットでは偽名を名乗りビデオ販売は計画的で1600巻以上販売している。国家公務員で、国民の模範となるべき立場にありながらこのような事件を起こしたことは許されるものではない。被告人には実刑を求める。懲役3年に処するのは妥当だ。」
弁護人情状酌量「被告人は確かに中学生2人とセックスをしたが、被告人は借金を抱えていた。被告人は捜査段階から素直に認め反省しており、懲戒免職を受けた上新聞他メディアで実名報道されている。社会的制裁は十分に受けている。反省をしているため、再犯の可能性は極めて少ない。執行猶予を求める。最後に言いたいのは大人の側の問題もあるが児童の無防備な問題も指摘せざるを得ない」
8月13日裁判はこれで終わっている。後日新聞に判決が載っていた。8月27日に札幌地裁で判決があり、小池勝雅裁判官は「少女に著しい悪影響を与え公務員の社会的信用も失墜させた」として求刑3年に対し懲役1年10ヶ月を言い渡した。
・・・・・・・・・
姉貴の件で動きがありました。母親がパートに行っているのですがその先での知り合いに元警察のそれなりのお偉いさんが居て、アドバイスをしてくれたようです。彼によれば勤務先に電話するのはよくないとのこと。もしも奴が退職したりして、民事裁判を起こされるとこっちが不利になるということでやはり警察を利用すべきとのこと。何かあったら元警察のおじさんが警察に強く言ってくれるそうなので心強い味方ができたようだ。いつも奴は姉の勤務先に帰りに迎えに来たり、地下鉄の乗り継ぎで待っていたりするようなので、今日は私が姉貴を車で迎えに行った。帰りに姉貴に教えてもらって奴が借りているアパートの前を通り奴が来ているか確認。奴は金曜の夜車を飛ばしてアパートまで来るそうなので。で、実際いってみるとやつの車があった。奴の車のナンバーを控えて帰宅した。奴はどうも結婚を考えているらしい。「両親に理解してもらえるまで、認めてもらえるまで俺はあきらめない。」とかつて言っていたそうで「完全にいっちゃっている」状態。今後どうなるか判らないが揉め事もなく別れればいい。
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