とにかく一件落着

2003年9月17日
姉貴のストーカーの件はここ最近ずーっと家族にとって厄介で疲れるものでした。警察に父は何度も足を運び、私は連日仕事が終わったあと姉を迎えに車を運転し、父と私で警察にどういうことを言うべきか、いわないべきかで討論をし、母は姉を精神的に助け、時にはほとんど寝ないでいろいろな話し合いを持ちました。こんなになってしまったのは、はじめに姉貴が家族にも隠していたことがあって、それが後になって判ってきたことで警察にはじめに相談したところと食い違う部分が出てきたためです。こっちが隠していた部分があるとなると加害者がその意ことを指摘した場合、こっちにも落ち度があると見なされはしないか、ということでかなり家族で揉めました。結局は本日警察が加害者の男と上司を警察署まで呼び出して誓約書を書かせてくれたのでこれでひとまずは安心でしょうか。違反すれば彼は逮捕されることになります。

しかし、それにしても彼の陰湿さはすさまじいものでした。姉に送られてきた手紙を警察に提出する前に私が読むことになったのですが、文面には「俺にとってはお前が最後の相手だと決めていたから、この恋愛が駄目になったら俺は死にます」だとか「俺は限界以上に頑張って来た。努力は報われると思っている。」とか(ストーカー行為に対して努力して結果として警察沙汰になったのだが。報われてよかったね)「もしも俺の死を止めたいと少しでも思うのなら、俺がかわいそうだと思うのならもう一度あってほしい」とか、「町でどこかで今度あったら絶対に声をかけてほしい。ただし、俺が生きていれば・・・」とか気持ち悪い文面ばかり。しかも、昨日には女性の名前で偽名とうその住所を差出人に書いて字も女っぽく変えて手紙を送りつけてきた。郵便ポストに手紙が来たのでとりにいくと私は郵便番号が書いていないことと、札幌の中心部の住所が書いていながらアパートやマンションの何号室という住所ではなく、一戸建てのような住所だったのでこれは変じゃないかな?、と思い父に言うと「これは大丈夫だろう」と言われ安心していたが姉が帰宅し聞いてみると書かれている名前には記憶がないことをいったので開封するとストーカーの彼からの手紙だった。その手紙にはまた「会ってほしい」などの文面が書かれており今朝また手紙を警察に提出しに行ったりしました。

彼はかなり離れた自衛隊駐屯地に勤務しているのですが私の家の近くにアパートを借りています。そのアパートは姉が利用するバス停を窓から見渡せる位置に建っており、彼は土日にそこに来る訳です。そこのアパートからの退去も求めたのですが警察いわく居住の自由に関しては強制できないそうなので彼の誠意に期待するしかありません。一応警察からは指導をするように言ってもらいましたが。

今になって思うのは掛川ストーカー殺人がなかったら今でも警察は民事不介入で取り合ってくれなかっただろうな、ということです。掛川の事件は悲しむべきことですが私たちはその事件をきっかけにできた法律に助けられました。

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/okegawa.htm

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