夕方のニュースの森と日テレのニュースを見た。田中真紀子氏の特集をしていたのだ。この内容の中で面白いことを発見した。

田中真紀子氏は親北朝鮮だった政治家である。それはもはや隠しようがない。

田中氏は演説でこのように発言した。
「拉致された5人は日本人です。彼らは帰国するのは当然です。しかし、その子供はどうでしょう。国籍はどこですか。北朝鮮ではないのですか。それを帰国させるのは国際法上どうなのか」
記憶が定かではないので一字一句正確ではないのですが、このように発言した。

さて、その次である。ナレーションで「拉致家族からは抗議の文章が送られた」
と流れた。

ここで日本テレビは画面が切り替わりほかのニュースへ移るのである。

一方、ニュースの森ではさらに田中氏の特集は続く。
問題発言があった後日、田中氏は演説を行った。その模様も放送したのである。その内容はこのような趣旨であった。「私は拉致問題の解決を願っている。私は北朝鮮の手先ではない」

こうしてニュースの森は他のニュースへと移るのである。

ここにテレビの怖さがある。編集しだいでは田中氏への印象度が違うのだ。編集者が意図的に田中氏の翌日の演説を入れたり入れなかったりすることにより視聴者をいくらでも情報操作出来るのである。テレビ局側はこういったことを「確信犯的に、意図的に」行う。であるから我々は常に疑問の眼を批判の目を持ちメディアに触れなければならない。

とはいっても一番悪いのは田中氏。政治家になるものは自身の発言についてどこを切り取られても誤解を招かないように発言しなければならない。アメリカではこれは常識なのだ。

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